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ソリハ・ヌール・ヒダヤティさん |
南北1900kmの広大な領域に13,000もの島からなる世界最大の群島国家インドネシアについて「インドネシア文化」というテーマで、横浜国大・経営学部に留学中のソリハ・ヌール・ヒダヤティ(Sholihah Noor Hidayati))さんが、緑園クラブハウスで、7月29日講演した。この会は、RCA緑園国際交流委員会が主催する第66回目のトークサロン。
インドネシア社会は、家族の絆が強く、貧しくとも支え合ってがんばっている。自分も両親、特に母に対して育ててくれたことに対する感謝の気持ちが強い。子育ては大変と思うが、自分も喜んで産み、育て、子の成長を喜びたいと、語っていた。
ソリハさんは、横浜国大で昨年行われた留学生による日本語スピーチコンテストで、同大学経営学部のグランプリを受賞した優秀な学生だけあって、自分で作成した資料をパワーポイントを使いながら、 すべて流暢な日本語で、しかも早口で語っていた。
まず冒頭、参加者達が同国について、どの程度の知識があるかのクイズで始まった。正解の一番多かった参加者に、同国で「魔よけ」となっているフクロウの置物がプレゼントされた。
魔よけのフクロウ |
領土は南北に長く、時差が3時間ある。赤道直下の熱帯性気候であるが、5〜10月は乾季で湿度があまり高くないため、日本より夏は過ごし易い。350もの民族が存在する他民族国家で言語も色々、同国人でもコミュニケーションは地域が違えば困難。宗教は、国民の87%がイスラムだが、国の祝日は、それぞれの記念日が祝祭日になっている。 イスラムが入ってくる以前からある仏教・ヒンズー教寺院には世界遺産となっているものもある、など同国について幅広く説明していた。
今回は、スピーチ後の、質疑応答・交流が活発で、時間いっぱい話合いが続いていた。その中で、同国の歌曲「ブンガワン・ソロ」を日本人が、何故みんな知っているのかと、驚くとともに、参加者に質問していた。
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