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テーマ「私が見た日本人と日本文化」 講師 魯 錦姫さん(フェリス女学院大学 コミュニケーション学科留学生) 場所 緑園クラブハウス 2005年9月24日 |
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今回のスピーカー 魯 錦姫 さんは中国吉林省延辺の出身で師範学校を出てから日本に来ました。延辺は東はロシア、南は朝鮮と隣接し豆満江が流れ、冬になると凍って歩いて渡れるため、昔から朝鮮との行き来が多く大勢の朝鮮族が住んでいます。総人口220万人の内約40%が朝鮮族です。魯さんも朝鮮族で外では中国語、同じ朝鮮族の友達とか家では朝鮮語で話をするそうです。朝鮮語は敬語が多く少し難しいですが、中国語は敬語がなく短かく簡単なので、若い夫婦などが喧嘩するときなどは中国語でする人が多いそうです。魯さんが幼稚園に通ってる頃日本の「おしん」が放送され、彼女も含めて多くの中国の人達が感動したそうです。その頃日本の雑誌なども紹介され日本の文化を知ることが出来ました。日本に興味を持った彼女は師範学校を卒業して日本に留学しました。来日した当初は、西洋化された日本を見て自分のイメージした伝統的な文化を持つ日本のイメージとかなり違うと思いましたが、生活していく中で少しずつ日本の文化というものが分かって来たような気がしたそうです。 「中国では反日運動が時々起こっているし、中国の学生達が日本で多くの悪いことをやりました。私はこの席をかりて皆様に総てがこのような人々ではないと云いたいです。中国人の中にも日中両国の友好を望む人々が多く、留学生の中にも多くの善良な人達がいること知って頂きたいと思います。日中両国の友好関係を強化することは私達の任務と思います」 |
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