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イベント速報-46
第55回トークサロン
テーマ「風そよぐベェトナム アオザイの美しさ」
講師  ヴーンダン ランカンさん(ベトナム 横浜国大留学生)
場所  緑園クラブハウス
2005年5月28日

浜国立大学経営学部で勉強中のブーンダン・ランカンさんはホーチミン(旧サイゴン)出身。高校卒業後来日、母国で1年間日本語を学んだ後、静岡の日本語学校で1年間過ごし、横浜国大に受かったとてもがんばりやさんの女性。
また大学では日本語で授業を受けているという優秀な方です。ご両親はどちらも先生で、中学と高校で数学を教え、妹さんがいます。トークサロンでは、現在の完成された「アオザイ」に至る歴史的又社会的背景をレクチャーし、諸説ある中でランカンさんは南で言われている「アオダイ」…ロングドレス…という見解を述べました。
中国の長年の支配による影響で、ドレスの原型は中国服からなっており、上下別々のパジャマ型とチャイナドレスの融合ではないかと。それが1970年代にファッションの世界でフランス人のデザイナー2人が取り上げ、世界に発信され、その美を認められ、そ後、2人のベトナム人洋裁師がベトナム全土に定着させたとの事です。お肌は見せず、なおかつ女性らしい美しいシルエットを残し、ウエストで切り替えたデザインです。ランカンさんの後ろに写っているのは、シルクで作られたものです。
現在ベトナムで「アオザイ」は女性のファッションとして正式な場所で着られているが男性は殆どが着ないようです。また洋裁師の仕立てに依るので体型にピッタリとフィットさせるため、体系の維持が必要で、洋を問わず女性が美しさを保つには努力が必要なようです。       
          

 
 

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