緑園都市コミュニティ協会(RCA)国際交流委員会主催のYear end Party が12月11日(土)、緑園クラブハウスで開かれた。参加したのは緑園と近郊の住民に加え、中国、韓国、台湾、タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシア、インド、ウズベキスタン、スロバキア、ドイツ、エクアドルの12ケ国からの横浜国大やフェリス女学院大学で勉学中の留学生、神奈川県招聘の研修生の加え、フェリスの日本学生、同職員、神奈川県国際研修センター職員など、総勢63名で2003年から恒例となっている当パーティで最高の盛り上がりのものとなった。
簡単な自己紹介に始まり、軽食を取りながら各テーブルの周りで、日本での生活、大学や研修先の状況、各国の模様などについて、緑園住民と会話が弾んでいた。皆日本語が驚くほどうまく、留学生、研修生同士は当然、緑園とその近郊の人たちとの交流にも、ほとんど日本語で和やかに、楽しそうに話に興じていた。
フェリス大4年生高川さん、さらに緑園住民の藤田さんとそのお嫁さんによる着物を着ての琴の合奏の音で、しばらく日本の文化に触れた後、「さくらさくら」を演奏に合わせて、皆とても上手に歌い会場が一層和やかになった。留学生・研修生によるインドネシアの伝統舞踊では、手先の動きがとても印象的で、衣装やその刺繍も髪型も伝統的なものであった。カンボジアの踊りでは参加者も見よう見まねで参加、一緒に楽しんでいた。飛び入りでインドからの研修生が日本語の歌「喝采」を熱唱、その声量に皆圧倒されていた。
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琴演奏の高川さん |
琴を合奏する藤田さん親子 |
インドネシアの伝統衣装で舞踊を |
カンボジアの踊りでは
日本人も緑園住民も一緒に |
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恒例となった世界各国に関するクイズは12ケ国に関連する問題を含め20問が出題された。今年横浜で開催されたAPECに参加した国、最近インドネシアで爆発した火山ムラピ、タイ・ベトナム・スロバキアなどの文字に関するものなど、なかなか難問もあるが、自国の問題も含まれていることから、その問題には真剣な顔で○×札を挙げていたが、中には意外な答えもあって笑いとともに、盛り上がりをみせていた。
ウズベキスタンからの横国留学生は、子供連れでご夫婦で初めて参加し「日本料理を食べたり音楽 を聞いたりいろいろな人々とお話をしたり大変楽しみました。」、琴を演奏した高川さんは「あんなに沢山の人たちの前で緊張しましたけど、演奏できて幸せです。いろいろな国の人たちとも交流できてすごく楽しかったです。』と語っていた。
緑園都市コミュニティ協会(国際交流委員会)では、各国の文化習慣の相互理解が深め、この新しい交流の中から、友情が芽生え、帰国後にも繋がる交流のきっかけになればと、毎年こういったパーティを催している。 |
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