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異国に来た感じがしないが、日本はまだまだ新しい世界 |
〜 緑園国際交流 第67回トークサロン 〜 |
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Ms.Yoon Soo Hyun |
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お隣の国・韓国の梨花女子大学 (文学部英文学科) から、フェリス女学院大学 (文学部英文学科) への交換留学生として来日しているユン・ス・ヒョン( 尹 秀賢/ Yoon Soo Hyun )さんが、テーマ「ソウル物語、そして留学生の日本生活」 を流暢な日本語で語ってくれた。この会は、9月23日(土)午後、緑園クラブハウスで行われた緑園都市コミュニティ協会・国際交流委員会が主催した第67回トークサロン。
地元住民で、韓国語を勉強中の川口氏の司会でユンさんの紹介で始められた。ユンさんはソウル生れのソウル育ちということもあり、朝鮮時代からの首都であるソウルについて、李王朝の創始者李成桂が1394年に建てた王宮・景福宮、東京に例えれば青山の骨董通りといった有名スポット・仁寺洞、韓国の代表的なショッピングスポット・明洞などについて詳しく紹介していた。
また韓国の食物の代表として、キムチについて語った。地域により、家庭により味が違うし種類も多いことから、自分でも全種は食べてはいないとのこと。韓国全土をキムチ食べ歩きがお奨めだとも語っていた。
日本における留学生活も7ヶ月目になるが、日本人は姿・形、肌・髪の色も同じだし、街の様子もソウルとあまり変わりなく、異国に来たという感じがしていない。ただ生活面では、日本はまだまだ新しい世界。食べ物では納豆と梅干にはいまだ馴染めていない。言葉の面について言えば、企業実習を1ヶ月行ったが、尊敬語/謙譲語が、頭では理解していても、特に電話での対応は難しいとのこと。
今回の来日が初めての一人暮らし。国にいるときは、すべて親がやってくれていたので、どこまでできるか周りの人は心配していたが、一人でできることが増えている。また、一人ということで、自分のことをじっくり考える時間も増え、考えるようになった。さらに、違った国に来たこともあり、他の国についての理解が深まるようになったとのこと。
スピーチの後、恒例となった「その国クイズ」が行われ、隣の国とはいえ、いかに知らないことが多いかを参加者は実感していた。また質疑応答では、時間いっぱい盛んに意見交換がなされ、特に女性の社会進出が進んでいること、家庭内での女性の立場が強い様子等、話が盛り上がっていた。
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