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アメリカ ジョージア州、ケンタッキー州の文化について
横浜国大留学生が語る
〜 緑園国際交流 第 64 回 トークサロン 〜

左から、マイケルさん、アンドリューさん

 アメリカ南東部のケンタッキー州、ジョージア州出身の横浜国大への留学生2人が、それぞれの州の文化、歴史、大学生活などについてパワー・ポイントを使ってスピーチ、参加者はみな熱心に聞き入っていた。スピーチ後には、質疑応答を交え活発に交流が図られていた。この会は、緑園都市コミュニティ協会の国際交流委員会が主催している64回目の「トークサロン」。

 ケンタッキー州については、今年4月に来日したばかりの同州ルイビル市のベラミン大学からの留学生で生物学専攻のマイケル・ゲイハートさんがスピーチ。地理、産業、景勝地、競馬ダービーなど同州の特徴を語った。なかでも、ケンタッキーと言えば、参加した子どもたちも、“フライドチキン”と答えていたほど日本でもよく知られているが、同州出身のサンダース氏の紹介やサラブレッド馬が同州の主要産業であることから、ダービー・フェスティバルが同州最大のイベントで、その華やかな内容、盛り上がり状況などを語っていた。

通訳の説明を聞く参加者

 ジョージア州については、昨年10月に来日したジョージア大学からの留学生、日本語研究のアンドリュー・ブラッシャーさんがスピーチ。地理、アメリカ東部地区における位置づけに始まり、同州出身で最も有名なマーチン・ルーター・キング氏の生立ち、功績が紹介された。またオリンピックが開催された州都のアトランタは、南北戦争で破壊された後の現在までの発展振りから、“フェニックス(不死鳥)・シティ”と呼ばれていること、「風とともに去りぬ」は、南北戦争前の南部州についての物語で、1939年にアトランタで初めて映画上演されて以来、今でもベスト・ムービーと考えられていることなどが語られた。
 ジョージア大学のあるアセンズ市は学園都市で、同大学の学生は3万2千人とマンモス大学。1年生は全員寮生活の決まり。いろいろなクラブ活動があるが、学園祭は横浜国大とは違い、1日だけと非常に小規模で、授業の合間に見に行く程度とのこと。また、歴史的な建物を活用して、兄弟/姉妹愛が育まれる、入部選考が厳しく、伝統的な、多くの友愛会や学生社交クラブが存在、そこでの先輩・後輩の関係は日本とは違い、厳しいとのことだ。

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