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中国の中の内モンゴル(赤い部分) |
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内モンゴル自治区は、中国の北部に位置し、北はモンゴル・ロシア連邦と国境を接している。面積は、日本の3.1倍。ほぼ全域が大陸性気候だが、南北で気温差が大きく、砂漠地帯では最高気温が40度を超える日もある。現在、砂漠化が進み、積極的に植林が勧められ、日本のNPO・JICAが入って活動している。区都のフフトホと愛知県岡崎市は友好都市。
1915年にモンゴル・ロシア・中国との間で交わされたキャフタ条約で、内モンゴルと外モンゴルに分かれ、それ以降は別々の歴史を歩む。古くから遊牧民の地、この北の遊牧民の侵入を防ぐために作られたのが、万里の長城。
人種構成は、漢民族 - 79%、モンゴル族 - 17%、満州族 - 2%、回族 - 0.9%、ダウール族 - 0.3%。 |