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緑園都市コミュニティ協会 国際交流委 | |||
Ferris Festival 2011 で 「Mini Talk Salon」を開催 | |||
、中国、韓国、ドイツ、インドネシアからの留学生が語る |
皆スピーチ前には原稿を見直すなど緊張している様子であったが、多岐にわたる思い思いのテーマを、彼らにとって外国語である日本語で堂々と語り、十分に事前準備してきたことが窺えるものであった。 中国の王 暁蓓さんは、中国の朝食について語った。中国では、朝食は忙しいこともあり外食する人が多い。簡易売店、道端店で買い、歩きながら食べる人も。そして何を食べるかとして、油条(細長い揚げパン)、蛋餅、茶叶蛋、小饂飩、豆腐花、生煎餃子、湯圓、月餅、粥などを、材料、味、自分が好むものなどを次々とスライドで示し説明した。庶民は一般的に朝食は1元程度で済ましているとのことであった。 韓国の申 チョヒさんは、キムチについて説明。種類は200ほどあり、1900年代には大根が材料だったが、現在は白菜。 地域により違いがあり、済州島など南では辛く、北に行くほど辛さが少なくなる。キムチはヨーグルト、納豆、に次ぐ健康食品と言われ、心臓病、抗がん作用、老化防止などの効果がある。チゲ、チジミ、キムチチャーハン、豆腐キムチなどいろいろな料理がある。Kimchiと国際食品規格で英語表記されているので、そのように発音してほしい、とのことであった。
ドイツのPECELIN Laraさんは、ドイツの祭りについて。ミュンヘンで開催される世界的にも最大規模の祭りで、日本でも日独交流として催されるのオクトバフェスト、民族祭り、ラインラントからバイエルンなどカトリックの多い地域で行われ仮装して祝うカーニバル。カーニバルの幕開けはその数ヶ月前の11月11日11時11分。イースター、クリスマス年越しの花火などを語った。 中国の閔 芳菲さんは、京劇と中国伝統服装について。漢代、唐代、、宋代、明朝と時代とともに、また支配民族により変わる衣装。歴史的には、5千年前から漢服、400年前ごろからチャイナドレス(旗袍)が、それも時代と共に変化し現在に。京劇の服装にはそれら歴史が反映している。唐時代の衣服が、日本、朝鮮、ベトナムなど近隣諸国に反映したと考えられる。京劇には、生は男、旦は女、浄は年寄り、丒は三枚目といったように訳者には4つのキャラクターが決まっている。
郭 昭慧さんは韓国の仮面劇について。韓国の人相仮面は、それをつける役によって人物の個性も表現されている。当初は宮中の役者が、一時、儒教思想に反するとのことで中止に。しかし庶民の思いの表現ということで祭りや町の行事に登場。今や衣装その他、韓国の文化、総合芸術となっている。 インドネシアのTry Lestariさんは、ようこそインドネシアへ。人口2億3千万人、18千を超える島からなっている。宗教はイスラムが約75%、キリスト、ヒンドゥに続く。インドネシアのベストスポットは、ボロブドゥールの世界最大級の(仏教)石造遺跡、オオトカゲが生息するコモド島、カルデラ湖で東南アジア最大の湖であるトバ湖を紹介。料理では、ナシ・ゴレン、ガドガド、ピサンゴレン(揚げバナナ)を、フルーツではジャックフルーツ、サラック、グアバを、日本ではあまり見かけない、なじみのないものだが、料理、フルーツともとても美味しいので、ぜひインドネシアに、とのことであった。 RCAでは、緑園地域内にあるフェリス女学院大学祭へ地域団体として参加し、留学生ミニトークサロンだけでなく、RCA紹介のための写真パネル出展を行っている。また、日本で勉学する留学生への側面からの支援による地域住民との交流促進をめざしている。 |