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緑園地区地域福祉保健計画意見交換会
第3期計画策定に向けて

緑園地区社協の後藤会長挨拶  
 緑園地区社協の後藤会長挨拶  
 平成26年度緑園地区地域福祉保健計画の意見交換会が、12月3日(水)午後6時30分から緑園地域交流センターで開かれた。泉区から、福祉保健センター長始め同センターの課長・係長・担当など関係者、泉区社協から事務局長・次長・担当、新橋地域ケアプラザの関係者、緑園地区側からは、長谷川連合自治会長、地区社協会長ほか役員、民生児童委などの大会議となっていた。

 現在実施している地域福祉保健計画は、第2期の中期計画で来年度(平成27年度)で終了する。そのため平成28年4月からスタートする第3期計画策定のため、現状の確認、現計画の進捗状況などを確認し、関係者が抱えている課題、問題点などを話し合おうと行われたもの。
  ブロック別に話し合い
   ブロック別に話し合い

 まず、福祉センター側から、当地域の過去・現在・将来予想のデーターが示された。
 緑園の人口は今後とも減少が続く。世帯数は平成32年以降減少に。生産年齢人口、年少人口は減少し、高齢人口は増加。結果、高齢単身世帯・高齢夫婦のみ世帯は増加、といった人口構成の変化が示された。

 また、調査によると地域活動参加者は約4分の1で、約半数は参加する時間が取れないとしている。参加している活動は、圧倒的に自治会活動で、その他では地域行事、健康づくりが挙げられた。健康づくりには積極的に取り組んでいる(55%)。

 地域の安心で力を入れるべきこととしては、隣近所の声かけ、ショートステイ・施設等の充実、バリアフリー推進などが挙げられた。支え合いに必要なこととして、近所でのあいさつ・声掛け、近所での普段からの付き合いが上位にあげられた。 困りごと心配事としては、自分の病気と老後のこと、家族の健康・生活上の問題、景気や生活費が上位となっている。 子育て面では、保育園の充実、乳幼児・小学生の預かり制度の充実、子育て相談の充実など。

 次に第1期、第2期の計画がどういうものであったか、今年度のアクションプランは、を資料を基に示された。

 これら示された状況を踏まえ、緑園住民を代表した参加者から、意見を聞き出そうと、意見交換が始められた。
2グループに分けられたテーブルごとに、各人から出された意見を、スタッフがポストイットに書き、白板に張り出され、意見交換時間終了後、それら意見が報告された。

 活動人材の固定化・不足・高齢化、高齢者の居場所不足(回数、場所、スタッフなど)、老人クラブ会員減少、健康づくりは意識が高いことを背景にどの教室も参加者増などが出されていた。センター側からは、高齢化を前提に高齢になっても楽しく暮らせる街を期待したい。また、時間の関係で、意見は出尽くされた、とは言えず、まず、今日の意見をまとめ、次のステップを取りたい、と語っていた。
各テーブルごとに、出された意見を報告。   各テーブルごとに、出された意見を報告。
 各テーブルごとに、出された意見を報告。