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緑園地区の高齢化率は年々増加し、今年3月時点で21.2%と超高齢社会となっている。また、来年3月時点では30%に達する自治会もある状況。少子高齢化が進行する中、経済・社会の変化に伴い、引きこもり・孤立化といった課題も生じていく傾向にあるといえる。 冒頭、菅野英夫会長から、当地区社協の基本方針について 当地区の高齢化を念頭に、1、居場所づくり、2、社協と各種関係団体との連携、3、担い手としてのボランティアの仕組み作りを,大きな3つのテーマとしていきたい、と語った。
泉区福祉保健センターの佐藤係長は、泉区地域福祉保健計画の基本方針について紹介。「支え合い・助け合いが活きる!元気の出るまち泉」という第3期の理念実現に向け、地区、区に共通の「推進の柱」(1、健やかに過ごせるまち、2、人と人、活動と活動のつながりのあるまち、3、地域活動への参加が進むまち)を基に進める。 泉区ボランティアネットワークの江尻会長は、泉区のボランティアグループ(ボランティア分科会、泉区災害ボランティア連絡会、泉区ボランティアネットワーク)の紹介を。会員同士の情報交換で互いに知り合い、相互に協力・連携することで、研さんを重ねながら活動の進展を図っている。ただ、各個別の団体は活動場所の確保、後継者、活動資金の3点が悩みだ、としていた。 続いて、泉区の3つ共通の「推進の柱」のテーマごとに、全役員を分け、意見交換・検討に入った。 1グループは、①登り下りの坂の多いこの街では、より身近な居場所(自治会施設利用など)を、②高齢者にとって、個々に異なる各種支援、③健康づくり、③安全な(例えば、防犯灯など)まちについて意見交換。
2グループは、①団体同士のつながりについては、特に子育てでは、すでにネットワークが作られていることが紹介されていた。②地域での孤立化と助け合い、③自治会等関係団体との協働について話し合われた。 3グループは、①担い手としてのボランティアをどう集めるか、②参加してもらう「きっかけ」づくりでは、具体的内容での募集、知り合いへの働きかけ、講座などの開催などが出されていた。③情報収集と発信方法については、発信では当社協の状態は優れているといえるが、伝達の意味では疑問。特にボランティアの高齢化と後継者づくりが課題だと意見が出された。 当地区社協会長の菅野氏は、各グループの意見交換・検討結果を基に、第3期計画策定につなげていきたい、と語っていた。 |
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