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『浦島太郎のようにならないように』
と語る間野さん |
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緑園地区社会福祉協議会(会長:後藤登美雄)は、7月24日(日)10時から緑園地域交流センターで緑園地区地域福祉保健計画公開研修会を開催した。
この研修会は、第2期泉区地域福祉保健計画(平成22〜27年度の6年に亘る中期計画)の緑園地区における活動の2年目にあたることから、当地区住民がいつまでも健康でいるために知っておきたいことをテーマに緑園に接している池谷にある新中川病院リハビリステーション科:間野和貴科長を、また、改めて泉区全体の計画や区内他地域の活動内容を知るというテーマで、泉区福祉保健センター石井誠一課長を講師に迎え進められた。
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スクワットの模範演技を |
間野科長は、童謡唱歌「浦島太郎」を参加者全員で合唱することから入った。この歌詞から考えられることを質問しながら、太郎は気の優しい若者であったが、竜宮という恵まれた環境の中で暮らし、おいしいものを食べ、特に運動もしなかったことから、国に帰ってきたときに、やっと年を取ったことに気付くとともに、そして知らないことばかりということは、認知症になっているということも考えられる、と解説していた。人間の機能は使わないと低下していく(廃用症候群)。筋力も同じで、歩きが「すり足」に、そして「つまづく」⇒「転倒」⇒「骨折」⇒「寝たきり」⇒「認知症」という経過をたどることになる。加齢により骨粗しょう症⇒円背・腰痛⇒圧迫骨折やo脚・膝関節痛にといった身体的特性がある。
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福祉保健計画を説明する石井課長 |
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そして、これらのことや浦島太郎のようにならないためには、として@スクワットをすることで大腿四頭筋、大腰筋が、A上体起こし、深呼吸をすることで腹直筋が、Bバランス訓練で腰背筋、中殿金、腹筋などが鍛えられ、今のあなたが一番若いという状態でいることになる。何もしないと、衰えます。ぜひ実行を!と結んでいた。
石井課長は、第2期泉区地域福祉保健計画の検討段階からの経緯や、当計画の基本は地域であること、泉区福祉保健推進協議会の概要や初年度総括と代表的地域の活動紹介、そして2年目にあたる平成23年アクションプランについても代表的地域の計画内容を詳細にわたって紹介していた。 |