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緑園地区 地域福祉保健計画 研修会 |
これからの地域福祉活動と交流拠点の事例研究 |
アクションプランと居場所づくり具体化への参考に |
この研修会は、第2期泉区地域福祉保健計画(平成22〜27年度の6年に亘る中期計画)の緑園地区における活動のスタートにあたり、改めて地域福祉活動について考えるとともに、当地区で課題・懸案となっている居場所づくりの推進に向け企画されたもの。 横浜市など各地の地域福祉活動計画に携わってきた田園調布学園大学教授の小野敏明氏に『これからの地域福祉活動』と題し、「地域福祉活動の進め方、住民交流拠点の意義と各地の成功事例」について、また全国的に有名となっている川崎市幸区の住民交流拠点『陽だまり』運営委員長土倉護曜氏から事例紹介がなされた。
小野氏は、地域福祉活動の進め方について、援助を必要としている人たちの共通課題を探り出し、地域で話しあう。その場には福祉に関わっている人、関わっていない人など多様な住民の参加を求める。課題ごとの解決に向けたプロジェクトチームで活動するなど具体例を示し語った。住民交流拠点については、高齢者外出機会の確保、多様な人の交流の場、住民問題の早期発見の場など各種意義について説明。またさまざまな住民が交流できる『誰でもドア』にすることが肝要だ、とも述べていた。
土倉氏は、『小倉の駅舎 陽だまり』について、開設に至る経緯や利用の現状から各種趣味の教室開設で利用者の増加、財政面から高齢者フリーパスの販売開始に至ったこと、登録者数822人、1日の利用平均22名など詳細にわたって紹介していた。またこの9月には第2拠点開設が決まっているとのこと。 質疑の後、当緑園地区の計画につき、後藤会長から全体像を、続いて今年度3つのアクションプラン @高齢者の居場所の充実に向けてを当地区社協広報部長の菅野英夫氏、 A健康づくりについて同役員の江尻哲二氏、 B子どもの居場所づくりについて、5月に仮オーップンした親子の居場所「ピッコロ」代表の藤原氏から、それぞれの概要につき参加者に対し説明され、推進に向け協力を求めていた。 |
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