緑園サロンの特別イベント 「第12回 サロン寄席」 が開かれました
前座に笑福亭 ちず光(緑園初登場の女性)、二つ目 雷門 音助
話や仕草を、声や身振りで巧みに演じ、 笑い・頷き、期待感など集中して聞いていました
 
   
 緑園サロンの特別イベント《第12回サロン寄席》が2月8日午後、緑園地域交流センターで開かれました。出演は落語芸術協会所属の「雷門音助」、前座には緑園初女流前座の「笑福亭ちず光」 。 

 筆者は開始時間から大分遅れて入ったので、残念ながら、前座だけでなく雷門音助の「二つ目」も後半だけだったので、その部分を紹介します。

 落語といえば、笑いだけではなく、人間の悲喜こもごもを描いた演目もあります。今回の雷門音助の噺は、噂話の基となる叔父さんの家に夜遅く、甥の若者が恋人の女性と共に寝床確保のため訪れざるを得なくなる。その過程と叔父宅に入るときの叔父と甥のやり取り。

   


 若者二人は2階に上がり、一つしかない寝床に入る様子、1階では叔父さん夫婦の若い二人の様子を想像する様子、降りてこられないように梯子を外す行動などを、話や仕草を、声や身振りで巧みに演じ、見ている人たちを噺に集中させていた。
笑い、時に頷き、その先どうなるのかの期待感で、皆さん話を聞いていた。

 緑園サロンは、緑園在住の60歳以上の方々の「ふれあいの場」で、毎月2回回サロンを開催、落語サロンは特別イベントとして毎年開催している。今回の参加者も高齢者ばかりで、今日の噺を聞いて、自分の若かったころを、きっと重いsだし、振り返っていたのでは。