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石田五十六氏 |
緑園サロン主催による「岡津の歴史」というタイトルの講演会が10月28日(金)緑園地域交流センターで行われた。講師は中川地区社会福祉協議会会長「石田五十六」氏。
出席者は一般利用者51名、ボランティア20名、計71名の盛況であった。会は定刻どおり、13時半に末永氏の司会・飯塚代表の挨拶で始まった。
講演は2部に分かれていて、第1部では原始・古墳時代から奈良・鎌倉・室町・江戸時代と年表順に整理されていて、普光寺・西林寺・永明寺・三島神社等が室町時代に、向導寺が安土・桃山時代に創建されるなど興味深い歴史が語られた。
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興味深く聴く、会場いっぱいとなった聴衆 |
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休憩を挟んで第2部では、江戸時代にできた「岡津八景」の説明であった。それは「近江八景」「金沢八景」に因んだ和歌集で、それぞれの和歌のタイトルにも馴染みの固有名詞「西田の秋月」「領家の晴嵐」「観音堂(寺)の暮雪」等があって、現在の岡津・緑園・西が岡・桂坂・領家の地域の一部を歌い込んだものであるとのこと。各首の中にも須郷・子易・阿久和等それなりに馴染みの地名が出てくるので皆さん興味深かったようである。
講演が終って、会場の隅に準備されたお茶や菓子を摘まんで散会したのが16時であった。(田口 静夫記) |