二つの会議室をぶち抜いた室で、講師の長寿社会開発センターの薬師寺清幸氏さんが、「ふまねっと運動」について紹介。この「ふまねっと運動」は、歩行バランスを改善し、集団で楽しむこともできる。二つの動作を同じ動きの中に取り入れ、体の動きに注意を集中させることで、全身のバランス、認知機能向上を重視したプログラムだと。
５０C㎡程度のマス目の大きな網を踏まないように、ゆっくりと慎重に歩く運動で、失敗しても気にかけない、他の人の失敗を指摘しない、など注意事項を話し、気楽にやってみましょうと、準備体操。大きな輪になり、上体中心の動きの体操。講師の話や指摘に、この段階から皆笑いながら、軽く体を動かす。 「ふまねっと」を２つ、床に設えられ、いよいよ、講師の説明で受講者全員が交互に歩く。歩き方、足の出し方を変えたり、手拍子に合わせたり、歌を入れたりと、いろいろ歩き方を変える。簡単なようだが、全員が見守る中での歩きということもあり、升目を踏んでしまったり、ステップを間違えたり、次はどっち（の足）だっけ？、ということもあるが、全員の手拍子と声援と笑いで、賑やかに、和やかに会場も盛り上がる。冒頭、講師の紹介の中にあったが、地域での相互のつながりや絆づくりといった交流の場となっていた。 緑園サロンでは、１０月２５日（日）に緑園西小学校で開かれる「緑園福祉ふれあい祭り」で、この「ふまねっと運動」を行うので、ぜひ参加してほしいとの、呼びかけもあった。 同席していた新橋地域ケアプラザの保健師松坂さんは、地域包括支援センターに困りごとがあれば、ぜひ声かけを、と呼びかけていた。 |
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