緑園サロン DVD「ALWAYS三丁目の夕日」の観賞

昭和33年、東京下町の人々の生活に、各自の昔を想い出す
  綠園の原則60歳以上の方の憩いの場「綠園サロン」に久しぶりに寄って見た。主催者側のスタッフ10名も入れ、全員で20名ほどが集まっていた。  
   

今日はDVDALWAYS三丁目の夕日」の観賞。2時間もの長さの内容。昭和33年春、東京の下町、夕日町三丁目の人たちのそれぞれの家庭、街の人たちの付き合い方が描かれる。集団就職列車で青森からやってきた女の子の就職先、小さな古くさい自動車修理工場での住み込み生活。その向かいの駄菓子屋の主人は小説家。居酒屋美人店主から、酔った勢いで見ず知らずの子どもを預かり二人の共同生活が始まる。町内で初のテレビをみんなで見る風景、家庭の冷蔵庫が初めて入る模様、町内を走り回る自転車など、当時の下町の生活状況そのもの。 

今日参加の皆さんには違和感のない、昔を思い出す世界であった。これは、きっと主催側の想いで、このDVDが選ばれたのであろう。年と共に最近の記憶は忘れがちだが、昔の記憶は保持されている。昔のことを思い出し、刺激を受けることで、脳が活性化する、一つの回想法の効果を狙ったのかな、と筆者は勝手に想った。 

綠園サロンの過去をHP上で振り返ってみたら、当団体は今年が丁度創設20年になる。