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民生委員・保健活動委員・友愛活動委員の交流会
高齢者支援の現状とあり方で意見交換
緑園地区社協主催

合同会の会場  
合同会の会場  
 緑園地区社会福祉協議会(会長:後藤登美雄)は「高齢者支援の在り方」をテーマに、同地区の民生委員、保健活動推進委員、友愛活動委員との合同交流会を10月7日(日)緑園地域交流センターで開催、上記各委員メンバーのほか泉区役所、泉区社協、新橋地域ケアプラザからも参加した。

 当地の高齢化率は、横浜市や泉区全体との比較ではまだ低いが、住宅地として開発されてから25年が経過し、高齢化が進んできた。そして今後それが一挙に進む傾向にある。
 
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  一方、当地区が泉区の中でのモデル地区として、行政から75歳以上の一人暮らし高齢者の名簿の提供を受け、民生委員がその見守りを実施することとなった。
 これらを背景に、一人暮らしの高齢者や高齢者世帯に対する支援について、現状や問題点について、それぞれの立場から意見、情報を出し合
い今後の活動に生かそうと開催に至った。

 友愛活動の老人クラブ(東花会、南緑友会、北緑友会)の活動状況の紹介に対し、民生委も知識不足で、広報の重要性や相互の連携が必要。近所付合いの希薄化と個人情報に対する過剰反応から、どこにそういった対象者(隠れ要介護者)がいるのか、把握が難しい。それには、自治会活動や班長からの情報の吸い上げが肝要。また今期からスタートした災害時要援護者対策としての取り組み(緑園キズーナ)も含め、情報入手のシステム作りや地道な地域の輪づくりを、といった意見が出ていた。
 ケアプラザとしては、相談ごとの受付を含め、より地域との連携を深め、つながりを強化していきたい、と語った。

 当地区民生児童委員協議会の植松孝温会長は、「貴重な意見交換ができたと思うが、まだまだ不十分で、今後こういった関係者との意見交換、情報交換の機会を頻度を挙げて行っていきたい。」と締めのあいさつで語っていた。