「緑園都市コミュニティ協会」(RCA)は昨年1月に、まちづくり月間全国的行事実行委員会、住宅生産振興財団他が主催(後援:国土交通省)する「第16回 住まいのまちなみコンクール」において『住まいのまちなみ賞』を受賞したことを受け、RCAと横浜市立大 齋藤広子研究室共催で「横浜緑園都市、みなさんで、さらに魅力アップしませんか?」の受賞記念講演会を3月13日(日)に開催した。
発表者は同ゼミの新井沙耶さん、星山雄飛さん、講評・講演は同大学の齋藤広子教授。
横浜市大国際都市学系まちづくりコース齋藤ゼミとの協力で、緑園住民へのRCAの現状についてのアンケートを実施し、その結果を基に講演が行われた。
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オンライン参加で 「ビデオを開始」の人たちだけの写真。 |
冒頭、齋藤教授は、緑園都市が開発のモデルとし、今や世界的にも、一つの「まちづくりの」のテーマにもなっている米国ニュージャージー州 RADBURN について紹介。
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アンケート資料の一つ |
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RCAについての住民の評価について、アンケート調査の結果を基に語った。
① RCA活動に対し法的拘束力がないにも関われず、
日頃の活動の成果として、7割の人から評価されている。
② 認知や参加・利用の低下が見られ、今後評価低下が懸念される。
③ 開発事業者への期待があり、信頼できる関係が感じられる。
これらのことから、齋藤教授としての提案として、
① 中古住宅購入者、賃貸住宅入居者へのRCAへのPR,関係づくりを。
② 魅力の見える化として、パンフレット配布、ホームページへの誘導、
不動産業者での配布など。
③ テーマを決め、まち歩きを。
④ 自治会等の既存組織との違いの明確化、などを挙げていた。
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会場参加の皆さん |
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最期に、RCA理事長の見瀬 賢悟氏は、大がかりなアンケートを実施、分析をしていただき、それに基づいたご指摘、ご提案を聞かせていただき、大変勇気を頂いた。大変感謝している、と述べていた。
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