緑園の街のふれあい・助け合い・仲間づくり・地域活性化を目指す「タスカル」の交流会が開かれました。今日のテーマは「相鉄・JR直通線の開通について」。講師は相鉄ホールディング社経営戦略室の山北菜穂子課長。
2000年に運輸政策審議会答申で神奈川県東部方面線の開発構想がスタート。東京都心へのアクセス速達性向上に向け、2009年に工事認可、途中計画変更もあり、2019年11月30日開業となった。
ダイヤ改正のポイントは、直通列車はすべて海老名駅発、1時間に2~4本運行、特急、快速は西谷駅停車。朝ラッシュ時のいずみ野線に通勤特急、通勤急行を運航。二俣川ー新宿が15分程度、大和-渋谷10分程度、海老名-武蔵小杉20分程度が短縮された。
これによる利用者は一日2万人の増加が見込まれる、としていた。今後、利用者の声を聴き、課題として検討して行きたい、としていた。
質疑では、いずみ野線利用者への負担増となっている点の質問が多かった。いずみ野線からの直通便がない、快速便が減少、急行・快速とも西谷駅に停車するので、二俣川駅で急行に乗換えて横浜駅に行くのに、従来より5分程度時間がかかっている、いずみ野線の特急は、いつもガラガラで緑園を通り過ぎていく、など。 緑園都市駅プラットホームに休憩室をの希望も。
今後の相鉄ダイヤ改正に繋げられることを期待して終了。この後、参加者たちの交流・懇親会となった。
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