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地域通貨「タスカル」
「タスカル」拡友ミーティングを開催
4月本格稼働に向け、今後の活動の説明会

状況説明する高野代表  
状況説明する高野代表  
  会員相互の助け合い組織である緑園地区の地域通貨「タスカル」は、昨年10月にキックオフし、半年間の試行期間を経て、4月からの本格稼働を迎えるに当たり、“「タスカル」拡友ミーティング”を3月6日(日)緑園クラブハウスで開催した。

 今までの活動状況、基本理念の確認、今後の方針、推進委員メンバーの募集、会員の定例会設置、新規会員募集、新規協賛店勧誘、新規事業提案などについて、推進委員会メンバーから説明された。

 基本理念として「緑園地域内で快適な生活ができるよう、ボランティア精神をベースに・ふれあい ・助け合い ・仲間づくり ・地域活性化 などを推進する新しいコミュニティを目指す。また会の性格上、緑園連合自治会、RCA、緑園地区社会福祉協議会、緑園地区活性化委員会、同商店街などの協力、支援を得て活動を推進する。なお、事務局をRCA内に置く。」としている。新規会員・協賛店については、今後とも積極的に拡大を図る。

  熱心に聴く参加者
  熱心に聴く参加者

 新規事業として、家庭内で不要となったものを無償で譲り合う場「たすかるコーナー」掲示板を創設する。なお、緑園の街にあっユニークな新事業提案を積極的に申し出てほしいと、語りかけていた。

 隣町で地域通貨制度の先輩である戸塚区名瀬の「ラブリーなせ」の古池代表他から、同システムについての活動状況の説明があった。毎月の交流会で仲間ができ、活動の輪が広がった。会員の増加とその中での同好会の発生、その発展などが紹介された。課題としては、地域通貨の使用できる店舗の少なさ。活動発展のためには、あくまでもボランティアとしての活動であり、楽しく、安全でなければならない、としていた。

 引続き、兵庫県丹波市の地域通貨「未杜」と東京練馬区の同「ガウ」についてのDVDをスライドで観賞。「未杜」は託児や送迎などのサービスをしてもらったお礼と
「ラブリーなせ」の状況説明する古池代表  
「ラブリーなせ」の状況説明する古池代表  
して、カード式通帳へサービスをあげた人にプラス、してもらた人にマイナスを記入する仕組み。助け合いでネットワークが広がり、世代を超えた交流が活発化、としていた。「ガウ」は、商店街で流通する地域通貨で、同地区のミニデイサービスや子育て広場の利用者とボランティア及び商店街の諸行事の協力者に配られ、加盟商店で利用できる通貨。地域経済の活性化、地域住民と商店街とのつながりが深まった、としていた。

 当ミーティング後、懇親会となり、ミーティングでは聞けなかった話、相談がなされた。また、初顔合わせの人たちもいたこともあり、あちこちで新しい交流の輪ができていた。
あちこちで、話し合い、交流の輪が あちこちで、話し合い、交流の輪が
あちこちで、話し合い、交流の輪が