緑園一丁目自治会で防災講話 2023.10.21 | ||
住宅内火災発生時の行動(自助・共助) | ||
泉消防署 緑園消防出張所 田口研二所長 | ||
緑園一丁目防災防犯部は10月21日(土)緑園自治会館で「防災講話」を開催、12名の参加があった。講師は泉消防署緑園消防出張所の田口研二所長。テーマは、住宅内の火災を未然に防ぐことを重点に「住宅内火災時の行動(自助・共助)」。
1.住宅内火災発生時(自助) 火災発生順位は、1位:コンロ火災 2位タバコ火災 3位:電気火災(コンセントから)となっている。 下記項目につき、注意事項として挙げていた。 ・油火災対応について □ 調理中には、その場から離れない □ 袖口をまくる等、衣服に火が付かないようにする □ コンロ周りは、整理整頓して燃えやすい物はおかない □ コンロ内は、こまめに手入れして燃えカスなどは取り除く □ ガスホースが劣化していたら、取り換える ・最近多い充電時のリチウムイオン電池からの火災 □ リチウムは、60度以上になると火災が発生する恐れが有る □ 落としたりする衝撃にも弱いので注意が必要 □ 買換える際は通販で安い製品(主に中国製)は買わないで、純正品を購入する ・発災時通電した際の火災(感震ブレーカーの設置) □ 通電時の火災を防止するのに有効 (緑園地区は購入に際し補助金は交付される地域ではないので、補助はありません) □ 数千円で購入できる製品もある ・住宅用火災報知器の設置(義務化されている)の対応 □ 約10年前に設置が義務化された(そろそろ更新期になります) □ 未だ設置されていなければ、この機会に設置の検討が必要 2.周辺住民との初期消火(共助) □ 初期消火を実施する際は、必ず退路を確保する □ 炎が天井に達するほど大きくなったら、速やかに避難する □ 近所に「火事だ!」と知らせる 3.質疑応答 ※プロジェクターを使用して、スクリーンに投影する形式で説明を行いました。 |