新橋小学校地域防災拠点 運営委員会
3月3日(日)開催予定の防災訓練(避難所開設&消防署講話) の最終確認
能登半島珠洲市支援の福祉保健課長撮影写真で同職員の状況説明も 
 
  隣町の新橋小学校地域防災拠点の今年度第5回運営委員会が新橋自治会館で開かれました。
今日の主題は、3月3日(日)に開催予定の防災訓練(避難所開設訓練と消防署の講話)について、内容と役割分担の最終確認。当拠点は、班ごとに適時訓練を行っているが、コロナ化もあり、住民を含めての訓練は、久しぶり。
今回の訓練では各自治会、福祉施設(ピグレット)など、合計280名の参加を想定している。

 訓練内容、
① 避難所開設準備・設営・安全確認等(8:00~9:30))
② 自治会は、各いっとき避難所に集合し、全員一緒に新橋小学校へ(9:50まで)
③ 避難者受け入れ訓練、要援護者安否確認受付、受付は各自治会受付窓口で(9:30~10:00)
④ 開会式・情報伝達訓練(拠点と区本部交信、拠点と各自治会交信)(10:00~10:30)
⑤ 避難スペース体験/着替え・授乳用テント見学、緊急給水訓練、起震車体験、ハマッコトイレ設置(10:30~11:50)
⑥ 閉会式、消防署長講話(11:50)
⑦ 解散、後片付け、解散(12:00~13:00)

 区役所福祉保健課長が1月末から2月にかけ、能登半島地震支援で珠洲市を訪問・活動し、現地の被害・避難・トイレ・風呂・避難所などの状況を撮影した写真をもとに、当運営委員でもある同課職員が紹介してくれた。
 避難所運営面の課題として、
①ある避難所で当初の避難者は700名だったが、徐々に減り200名程度となっていた。1か月間の動きが大きく、その実態把握が困難
②スペース確保面では、床にシートや布団を敷いており、その側をスリッパで避難者や支援者が行き来している環境面の悪さなどを挙げていた。
 避難所退所者には「退所者カード」に退所先を記入してもらっていた。退所者のその後のフォローのため、よいことだと感じた。
 保健医療福祉調整本部が設立されており、本部会議の様子、自治体や関係団体、様々な企業の支援も多数されている。DMAT(災害派遣医療チーム)、DPAT(災害派遣精神医療チーム)、薬剤師会、歯科医師会など、いろいろな組織・団体が挙げられていたが、DWAT(災害福祉支援チーム)は?の質問には、まだの様で、現状医療関係中心で、福祉支援は、まだのように感じた。