小中一貫、4校に…横浜市教委検討 横浜市教育委員会は小中一貫校を現在の2校から4校へ増やす方向で検討を始める。24日の市議会本会議で山田巧教育長が答弁した。 横浜市では2010年度、一貫校を市教委の出先機関である北部教育事務所管内の緑区と、南部教育事務所管内の金沢区に1校ずつ設置した。新たに設置する場合、残る東部と西部の両教育事務所管内に1校ずつ設置されることになる。 一貫校では、小学校で外国語を学べるなど、柔軟なカリキュラムを組める。小中の教師同士の情報交換が密になり、不登校の児童生徒が減ったとの報告もある。 市教委によると、12年度は一貫校2校での2年間の成果や課題を調査し、他自治体の取り組みを情報収集し、新たな一貫校を設置するかどうか検討する。 (2012年2月28日 読売新聞)
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