泉区消防出初式　第3部

消防演技と車両展示

消火と救出を自助・共助・公助で

　泉区消防出初式の第３部は、１月６日（月）泉遊水地の多目的広場で 自助・共助・公助の消防演技と車両展示が行われた。当多目的広場だけでなく、隣の遊水地（３池）にも、各消防関連車両機材が並んでいた。

　ヘリコプターを使った救出搬送、住民による消火、大規模火災時の消火活動などが、寒風の中演じられた。

　主会場の当広場では、車両の脇に人が倒れている。区本部から救出搬送依頼を市本部に急報。負傷者を数人で抱きかかえ広場中央に移動。

　一方、一角では火災が発生し、それを住民が大勢で消火活動を始める。そうこうする内に、ヘリコプラターの音が聞こえてくると同時に、その姿も見えてきた。

　ヘリから、救急隊員が降りてくる。そして、負傷者とともに、ヘリに戻り、ヘリが搬送のため移動していく。その間、ヘルによる風で土ほこりが舞い上がり、上空10メートル近くは見えない状態となっていた。

　サイレンを鳴らしながら消防車が走ってくる。消防ホースを出し、他のホースと連結させながら、一方を水槽に付け、ホース先端から放水、しかも何本藻のホースからも、といった消火放水演技がされた。

　緑園では、昨年３名の女性消防団員が初誕生。今回の出初式に式典から３名とも参加していた。写真撮影を快く引き受けてくれた。その内の宮本由美子さんは「自助・共助の減災体操」の演技にも参加していた。