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泉区緑園キズーナ委員会研修会
安全で安心なまちづくり
泉消防署長

区内の状況について語る林泉消防署長
 区内の状況について語る林泉消防署長
 「安全安心なまちづくり」と題して、泉消防署長林久人氏は、まず区内の状況を知るということから、火災面では特に今年、大幅増となっている火災の傾向、放火が増えている出火原因、救急については、昨年比では減少だが、5年平均では増加、傾向としては交通事故・転院搬送は減少だが、負傷によるものは増加している。救急搬送では、急病が全体の67%、負傷が16%だが、負傷のうち65歳以上が60%を占める。骨折が多く特に住宅内でのものが69%、という数字を挙げ、不慮の事故に注意してほしい、としていた。

 今年の災害として、がけ崩れ、熱中症を、過去の災害からの教訓として、「減災」という考え方から「命を守る!」を強調。10月に発表された横浜市地震被害想定見直しの紹介と最近の異常気象の関係からの集中豪雨とその場合の避難の注意点などを語った。

 緑園キズーナ委員会は、災害時に避難が困難な人(要援護者)に対し、近隣の支援者、民生・児童委、自治会など地域の支援者が安否確認、避難場所への誘導など必要な支援が行えるよう「各自治会における地域支え合いの仕組みづくり」を支援・推進するために、今年5月に設置された委員会。