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地域コミュニティの強化も目指していく同事業は、緑園地区活性化委員会(緑園連合自治会)が両校に通う児童が暮らす新橋、中川、名瀬(戸塚区)の各連合や神奈川県警、相鉄不動産、泉区、フェリス女学院大学らと連携し、「花で子どもを見守ろう」を合言葉に始めたもの。 市内では青葉区で2013年度に始まり、区内では同地区が初となる。 同地区では児童の通学路にある家庭や事業所等に、両校の3年生児童が植えた90個の鉢を置く。住民らが児童の登下校時間帯に水やりを行うことで、地域全体で子どもを見守ることができ、地域コミュニティの強化にもつながると、同委員会では考えた。 セレモニーには同事業の関係者ら約230人が参加。長谷川幹夫委員長は同事業開始までの経緯など趣旨を説明し「心をこめて、みんなで育てて」と述べた。会場には県警マスコット「ピーガルくん」、相模鉄道マスコット「そうにゃん」、泉区キャラクター「いっずん」の3体が並び、児童らの注目を集めた。 桃井陽子緑園西小学校長は「人との絆、つながりが求められる中、いただいた話で感動した。花植えにたくさんの人の思いが詰まっている」と、副島江理子緑園東小学校長は「見守りしてくれる町の人と言葉を交わし、児童同士の交流にもなる。花を通して心の触れ合う時間を」と話した。 セレモニーでは両校3年生児童と地域関係者らが鉢植え作業(フラワーポット作成)をともに行い、マリーゴールドと日々草、ブルーサルビアの3種類の花が植えられた。 |