緑園・柏町の住民一行が神明台処分地を見学 |
平成23年3月で埋立て終了をに先駆け |
過去、臭い、水質、ガスなどの公害問題も発生、対策は採られているが、その実態や埋め立て終了後を、どのようにするか、地元として深い関心があることから、今回の見学会を行うこととなり、同サイトの西側にある旭区柏町からも特別参加していた。 横浜市資源管理局処分場の吉川係長からの当処分場についての紹介に続いて、場内見学に移った。場内では埋立て以外に、家庭の燃えるごみを受入れ、圧縮し、コンパクトコンテーナーカーに詰め替え(収集車の5台分)、鶴見、金沢焼却場へ搬送する一連の装置、またグリーンコンポストという、市内の公園、街路樹等で剪定した枝葉を破砕・粉砕機で20〜30mmの細かくし、発酵させ、土壌改良材としている装置も取り入れられていた。 埋立ては、昭和48年から開始され、現在第7次V期に入っている。ごみ層を通過する浸出水が漏れ出さないように底面、法面に敷設された遮水シートの上に焼却灰(3m)、覆土(30p)、焼却灰と重ねていく方式で、底部に配置された集水管を通し、浸出水を排水処理施設で浄化後排出される。 見学前の説明や見学後の質疑では、過去の環境面での問題から、安全面、環境面に対する質問、意見が多く出されていた。 場内のスポーツ施設や横浜開港150周年記念植樹の場所を見学後、緑園自治会館で反省会。来年3月埋立て終了の確認、終了後の同地の活用策、将来に亘って環境測定継続、周辺地域の協働など活発な意見交換がなされていた。 |
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