緑えんネット | RCAコーナー |

みずほ銀行協賛のRCA経済セミナー
これからの日本、どうやって生きて行くのか
 個人金融資産の積極的運用があれば・・・

 
 緑園都市コミュニティ協会(RCA)は、経済セミナー「これからの日本、どうやって生きていくのか」をみずほ銀行の協力を得て9月9日(金)、緑園地域交流センターで行った。講師は、三井住友海上プライマリー生命保険(株)の関澤委成氏。1時30分からと3時30分からの2回に分け、黒板を目一杯使いながら熱弁を振るう2時間に渡る講話に参加者は熱心に聞き入っていた。

 1965年以降の日本経済がどのように成長してきたか、またバブル経済がどのように変化して行ったのかについて、為替相場や世界での政治、経済のできごとを交えながら詳細に説明。そして、現在では中国やインドなどの台頭があったり、オーストラリアやブラジル、ロシアなど資源大国の躍進など世界情勢および日本の現状をあらゆる角度から紹介。

 そして結論は、G7諸国で日本以外の国は、小中学生から投資教育を受けていて、自らの資産をある程度のリスクをとりながら運用している。日本における1510兆円の個人の金融資産が、もう少し積極的な運用に周り、年間1%の収益を上げ、それが個人消費に回れば、日本は簡単に復活するとしていた。

 RCAでは、参加者の意見を参考に、今後も時節にあった話題を取り上げて行きたい、としている。