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緑園青少年居場所づくり協議会
夏休み避難所1泊体験
友達と協力して宿泊体験しました

思い思いの場所で、仲間と寝床づくり  
 思い思いの場所で、仲間と寝床づくり  
 緑園青少年居場所作り協議会の7月定例会が、7月20日(土)午後3時から21日(日)の早朝8時半まで、緑園西小学校で開かれた。今月のテーマは「夏休み避難所1泊体験」で “防災について、みんなで考え、体験してみよう!”と呼びかけ、参加したのは、緑園西・、緑園東小学校の3年生から6年生までの80名。

 記者が到着した時は、すでにスタッフが準備してくれた夕食のカレーライスを食べた後。8月3日(日)開催予定の緑園夏祭りに向け、体育館一杯に輪になっての盆踊りの練習が始まった。 その後、学年・地域別のグループでのチーム対抗のペタンク。十分身体も使い、眠くなる頃あい。
  盆踊りの練習もしました。
   盆踊りの練習もしました。


 さて、宿泊体験に向け寝床つくり。体育館を2分し、男女別の位置が決められた。各自2つの段ボール箱を貰いに殺到。多くは仲間と一緒の寝室(?)だが、中には自分一人のものを作り出す子も。ダンボールをどうつなげ、どんな形に、と試行錯誤の時間が経過。消灯の9時を過ぎても終わらない。スタッフの優しい処置で延長しながら、実際には9時50分になっていた。
朝は、まず体操から  
朝は、まず体操から  

 2時頃まで、なかなか寝付けなかったようで、6時15分に起床ということのなっているが、4時半ごろから起き始めたようだ。 スタッフは5時半起床で、おにぎりと豚汁の用意。6時30分に校庭に集まりラジオ体操。7時過ぎに朝食開始、。全員自分の使った食器洗いの後、体育館の片づけ、清掃といった流れであった。

 子どもたちの感想。「2時、3時まで寝られなかっった」、「ほとんど寝ていない」、「話し声や歩く音で・・」、「作った寝床が時々壊れて・・」、「楽しかったし、また来年も来たい」といった声が聞けた。

 この1泊体験は、今年で3年目。子どもたちの中には、自ら進んでスタッフの手伝いをする子もおり、大変助かった。約束ごとも守り、友達と助け合っての寝床づくりや宿泊体験は子どもたちにとって、良い経験となったはず。ただ、実際の災害時には、子どもたちだけでなく、いろいろな人と一緒の避難所となることを知っていてほしい、とスタッフは話しかけていた。また、来年も実施するが、また体験したいと思う人は、との問いに、ほぼ全員の子供たちが手を挙げていた。
いろいろな寝場所が出来上がりました。 いろいろな寝場所が出来上がりました。 いろいろな寝場所が出来上がりました。
 いろいろな寝場所が出来上がりました。