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横溝氏 |
栄養素別に見た日本人の摂取構成比はエネルギーから見た場合、食の洋風化とともに油脂の消費は増加し、蛋白質が15%、脂質が25%、糖質60%となっており、適正比率の上限となってきた。その中で、脂質としての動物性、植物性脂肪酸をバランスよく摂取する必要があり、nー6系(リノール酸など)、n−3系(リノレン酸など)は、健康維持面、多くの生理機能にとって欠かせないものなので、その役割を理解して食生活に生かしてほしい。
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長谷川氏 |
緑園消費生活推進委員会(代表:藤田敏男氏)は、7月30日(金)午前、緑園地域交流センターで「食用油の基礎知識」講演会を開催した。
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さすが女性中心でした。 |
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元味の素中央研究所の長谷川幹夫氏(緑園2丁目在住)が、油脂の摂取について、日本古来から近代、現在に至る状況や食生活の中での油脂摂取の注意点を説明。年齢・性別に脂質別摂取量や総エネルギー中の脂質割合の目安を示していた。
続いて、の品質保証・環境部長の横溝和久氏が、加工食品の原産地表示拡大、トランス脂肪酸の過剰摂取に伴う健康面のリスクの懸念から含有量表示、遺伝子組み換え食品の表示、食品の期限表示、食品表示の一元的法体系の検討などにつき、最近の世界的、国内的動向とそれぞれの場面での課題について解説した。
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味の違いを味わいました。 |
講演に続き、開−オイルミルズの富澤亮氏から、同社のごま油、オリーブ油など商品の紹介があり、それらを用いた料理が別室に用意され、参加者全員が、それぞれが思い思いに試食し、その違いを味わっていた。 |