駅前（東口）で

　フェリス女学院大学では、緑園都市駅から大学までの通学路（歩道）の内、特に郵便局前の狭い歩道での対面通行をスムーズにさせるため、地域住民の皆様と通勤・通学時間帯が重なる朝の登校時間帯を重点に、駅を出た学生達を交番の横の横断歩道で反対側の歩道を歩くように誘導しています。

大学では、この運動を「After you（お先にどうぞ）〜挨拶と歩行マナーキャンペーン〜」と名付け、今年も新入生オリエンテーション初日の４月２日（水）８時４５分から１時間３０分実施しました。

	すぐ、横断歩道を渡ります

この日緑園都市駅に姿を現した新入生や在校生達は、学生や職員の「おはようございます。フェリスの学生は、反対側の歩道を渡って下さい！」の呼び掛けに応じ、整列し横断歩道を渡っていました。その結果、初日に誘導した学生は約９００名を数えました。また、この様子を見た住民は、大学のジャンパーを着用した学生たちに「何をやっているの？」、「ご苦労様」、「頑張って！」と温かい目で声を掛けて励ましていました。

そして、このキャンペーンは、前期授業開始の４月１０日（木）から一週間続いて実施することになっています。

　このキャンペーンは、大学が緑園地域の一員として学生に通学時のマナーを自覚させるもので、2006年度より毎年春・秋と学期の始まりに学友会、大学祭実行委員会、ボランティアセンター、学生課など学生と職員が一緒になって取り組んでいるもので、緑園都市コミュニティ協会も当初から地域のまちづくり活動の一環として支援・協力しています。なお、大学では、このキャンペーン期間中以外にも登校時間帯には、郵便局前に警備員を配置、住民とのトラブルをできるだけ生じさせないように努めています。