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卒業する6年生一人ひとりの入場を、同校教職員初め、来賓者、卒業生の保護者、同校5年生たちが拍手で迎える。保護者の席は卒業生の数より、よほど多い。パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、児童の成長した姿を見たい気持ちの表れだろう。 卒業生を見ていると、小さい児童は大きい児童の肩にも達しないほど体格の差があるし、一方大きい児童は、先生方より背が高い。しかし、みな堂々と、しっかりした態度が見える。
国歌、横浜市歌の斉唱に続き、早速卒業証書の授与が始まる。一人一人が順番に壇上に上がり、桃井校長からお祝いと激励の一言を貰い、証書を受け取る。両腕で、しっかり受け取る姿は、いかにも緊張した様子。予行練習をしたのか、席に戻るまでの歩く姿も、きちっとしていた。 男子41名、女子56名、合計97名の卒業生。資料によると、指定中学校進学が57名と58.7%
校長の話。1年生になった時の様子、各学年での行事から始まり、下級生のサポート、特に6年生になって、丁度当校20周年で、いろいろな役割を担って実行。当校に皆さんは伝統を作り、足跡を残し、立派に成長してきました。卒業後には、いろいろなことがありますが、@培ってきた経験と知識で、夢に向かって、あきらめないで努力をしてほしい、Aあなた方は、一人ではない。両親、兄弟姉妹、友達、地域の人たち、先生たちみんなが、あなたたちを後押ししています、などと語っていた。 PTAの挨拶、祝電も含めお祝いの言葉に続き、門出の言葉では卒業生全員が一言発声と合唱。5年生もお礼とお別れの言葉を。6年生、5年生が一斉に「さようなら」を唱和すると、特に担任の先生たちは、こらえきれず涙をふく姿も。そして校歌斉唱で閉式となった。卒業生一人ひとりが順に退場する場面では、5年生が笛の合奏で送った。 卒業生一人一人、全員からの拍手を受けながら胸を張って、前途に夢と希望と決意を持って巣立ちの一歩を踏み出していった。 |
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