RCAコーナー |緑えんネット |
「つるし雛と布遊び」土野真理作品展
緑園都市駅ギャラリーで2月3日から1週間
.
 緑園都市駅ギャラリーで2月3日より一週間「つるし雛と布遊び」(土野真理作品展)が開催されています。

会場には、つるし雛(女物が主体、男物は少ない)や布で作った作品など30点が展示されており、布の色彩がかもし出す平安王朝のようなあでやかな雰囲気を醸しだしている。

土野さんの話によると、作品の素材となる着物(古着)をあちこちの呉服店やフリーマーケットで探し出すのが大変だと言う。

なお、つるし雛は、伊豆稲取地区で今日まで伝承された地域限定の伝統工芸で雛のつるし飾り、地元での通称は、吊し雛、又はつるし雛と言われている。この雛のつるし飾りの風習は、江戸時代後期の頃を発端に稲取地区の雛節句のお祝いの一環で、その当時は吊るし雛として近年では雛のつるし飾りとして当地に住む先人達により、稲取地区のみに手作りの愛の形として地域に土着し、稲取地区だけに限定のなごみ深く懐かしい地元の女性の和裁細工として粛々と現在まで受け継がれて来ている。