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備蓄庫内の資機材を使いこなそう!
第2回 緑園東小地域防災拠点防災訓練


訓練開始で集合
訓練開始で集合
 午前7時30分地震発生、震源地は横浜市直下、地震の規模はマグニチュード7という想定で、避難する住民が地域防災拠点となっている緑園東小学校校庭に集まってきた。丁目別にできた受付デスクで、避難者カードに次々と記入していた。9時10分現在の状況が、避難者数115名、重傷者1名、中傷者3名で、重傷者は既に救急車で搬送された、と発表された。
 
 緑園東小学校を防災拠点となっている地域の防災訓練が同拠点で、当小学校、泉消防署(緑園)、横浜市水道局などの協力を得て、2月17日(土)午前中行われた。対象地域は緑園4丁目西、5,6,7丁目に加え、今回から当小学校が通学区となっている戸塚区名瀬の2自治会も加わった。

 各自治会別に分れ、簡易トイレ設営、プールの水を使った簡易ろ過装置、エンジン・カッターやジャッキなど防災資器材の取扱い、AED・簡易担架などの救命処置、60トン地下タンクからの給水などを順に説明を受け、実際に取扱いながら訓練をしていた。最後に資器材などの片付けに合わせ、防災備蓄庫の見学をしていた。

 消防署の小永井緑園所長は「防災備蓄庫に備えられている資機材が使いこなせなければ意味がない。ぜひ実際に見て、触れ、実際に経験することが大事。ぜひ、今後もこういった訓練を続けてもらいたい。」と語っていた。
 カレーライスと豚汁の炊き出しが全員に提供され終了となった。
エンジンカッターでブロック切り プールの水を濾過 AEDで救命処置
エンジンカッターでブロック切り プールの水をろ過 AEDで救命処置