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| 体育館に集まった訓練参加者 |
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午前8時、首都直下型地震、マグニチュード７が発生、泉区でも震度６弱の揺れとなった。地域防災拠点の各運営委員は、８時３０分までに同校正門前にばらばらと集まってきた。同委員長は、集まった委員を確認の上、あらかじめ定めた庶務、情報、救出救護、食料物資の各班長を指名し、即拠点（避難所）開設に向け準備に入った。同時に、各自治会・町内会から、それぞれの「いっとき避難所」となっている公園に避難者が集まり始めていることが、トランシーバーで連絡が入ってきた。
これは、１月２０日（日）緑園東小学校防災拠点の防災訓練のスタートの様子。避難所となる体育館や校舎の一部の安全確認の上、避難者受付、避難場所の配置、体育館内へ暖房機設置などが進められた。避難者受入れ準備完了前には、各地域からの避難者が学校に次々と到着し始めた。先日の降雪が校庭には一部残っており、解けて、それが霜となっていることから、本来は校庭に地域ごとに集合することとなっているが、体育館入り口前の廊下を受付場所としていた。今回の訓練では、要援護者受け入れも訓練項目に入っており、リヤカーで搬送してくる地域もあった。
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救出救護訓練 |
今回の訓練内容は、トランシーバーによる各地域と拠点本部間の情報連絡、拠点と区対策本部とのデジタル移動無線による情報連絡、レスキュージャッキや毛布、担架を使った救出救護、灯光器使用、炊飯器使用、６０トン地下タンクからの給水・組立といった訓練のほか、災害時トイレ対策教室が織り込まれていた。運営委員いよる指導だけでなく、泉区役所、泉消防署緑園出張所、水道局、資源循環局、アマチュア無線協力会の指導・協力を得て行われた。
片づけ終了後、運営委員、学校関係者、行政職員が残り、反省会が行われた。避難のための事前準備、資機材の事前点検、拠点と地域との役割、訓練参加者の少なさなどが意見として交わされていた。 |
