RCAコーナー |緑えんネット |

学校・地域合同で、児童の避難誘導
緑園東小地域防災拠点の防災訓練

菅野委員長の挨拶  
菅野委員長の挨拶  
 【8:00メール配信】 訓練:地域・学校防災訓練実施。大規模地震が発生しました。住民の皆さんは各地区の一時避難所に参集してください。人員確認後、地域防災拠点(緑園東小)に移動してください。防災拠点委員長 菅野英夫、緑園東小学校校長 後藤早苗」と携帯メールに連絡が入ったのが、6月18日(土)の朝8時00分。

 今回は地域・小学校合同の防災訓練。児童が在宅時に大規模地震発生した場合、避難場所となっている当校への避難を実地に体験、確認することを狙ったもの。地震発生の合図とともに、それぞれの居住地で指定されている「いっとき避難所」(自治会・町内会の公園)に保護者ともども、中には近所の友達同士で参集。そこから、一定グループごとに同地域の自治会役員の誘導で学校へと向かった。

 8時15分に同校正門前に集まった当拠点運営委員に対し、菅野運営委員長が各委員にそれぞれ役割を指示、ただちに本部設営、受付準備、避難場所の設営などに散っていった。泉区災害対策本部へのデジタル無線機の確認、管轄区域の自治会町内会別受付の設置と避難者記帳用紙や筆記用具の準備、避難所となる体育館内の地域別場所の確定と明示等が行われた。一方、校庭の一角ではアマチュア無線協力会のメンバーたちが、区内各所との連絡を行っていた。
アンテナを高くし、アマチュア無線交信
  アンテナを高くし、
アマチュア無線交信


 8時40分ごろには、各地区から、児童、保護者、住民などが、各自治会町内会の役員たちに誘導され、学校に到着し始めた。しばらくすると、次々と到着。8時50分ごろにはピークを迎え、受付には長い行列ができていた。9時30分に、田中副委員長から、避難者総数が925名となったことと、避難所開設宣言がなされ、引続き、菅野委員長、後藤校長の挨拶が行われた。今日の訓練は大災害となった場合の学校への避難の方法を学び、また大地震があった場合の対応について家族と話し合いすることなどについて述べていた。緑園消防出張所の橋本所長から、東日本大災害の話や、自分で自分の身を守ることの大切さを児童に話しかけていた。

 引続き、児童向け対象の防災クイズとなった。スライドに映し出された問題に○×で答え、予想外の回答の場合には一瞬場内はざわざわと。中には10問全問正解の子どもたちもいた。また、委員から東日本や阪神淡路大震災における避難所のトイレの状況と当拠点の組み立て式トイレと簡易トイレの現状から、各家庭でも簡易トイレの準備をと子供、保護者、住民の参加者たちに訴えていた。
写真をクリックすると、大いい写真になります。
受付準備
受付準備
デジタル無線の確認
デジタル無線の確認
避難者到着
避難者到着
受付が混雑
受付が混雑
防災クイズを
防災クイズを