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緑園東の街シニアクラブ「東花会」
音楽を通して学生との交流
フェリス女学院大学室内管弦楽団が演奏

フェリス女学院大学室内管弦楽団
フェリス女学院大学室内管弦楽団  
  緑園サン・ステージ東の街のシニアクラブ「東花会」(菅沼会長:会員80名)は、11月27日(土)14時から、同コミュニティセンターでコンサートを開催、フェリス女学院大学室内管弦楽団による演奏で、同会メンバーを始め、東の街の住民が家族連れで、座席は埋められ、ホールの窓に映える晩秋の風景をバックに、清楚な女学生が奏でる格調高いクラシック音楽に聴き惚れていた。

 この管弦楽団は、1年生から4年生までの団員11名でバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの編成。学生が曲目紹介をしながら、シューベルト最晩年の歌曲の一つで、弦楽用に編曲された「アベ・マリア」から始まった。

  演奏を聞く東花会メンバーたち
  演奏を聞く東花会メンバーたち

 二番目は、ヨハン・パッヘルベルがバロック時代中頃の1680年頃に作曲したカノン様式の作品で同じメロディーを次々に追いかけて演奏する様式の曲『カノン』。

 次に来場者におなじみの曲を、という要望に応え、各楽器ごとの音色の違いをわかり易く聞かせながら、童謡「七つの子」を演奏、各自子どもの頃を思い出し、口ずさんでいた。
 最後にアントニオ・ヴィヴァルディが1712年にアムステルダムから出版された作品集の中の一曲で『調和の霊感op3-3 1楽章』を演奏した。アンコールは、演奏した中で一番人気の高かった『アヴェ・マリア』で締めくくられた。

 東花会では、今後も音楽を通しての学生との交流を続けたいと司会の鈴木会長代行は
話していた。