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緑園4丁目西の街の消防訓練 |
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消火器・煙、119番通報の体験と新給水槽見学 |
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管理棟等前に集合した訓練参加者たち |
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日本は地震国。いつ起こるか分からないが「いつ起きても!」という覚悟で、緑園4丁目西の街の消防訓練が10月16日(日)午前中、管理組合主催で緑園消防出張所の橋本所長ほか所員の指導で行われた。この街は14階建ての高層住宅が6棟、総世帯数約600弱の住宅街。
9時には管理組合役員は管理棟に集合、同15分には自衛消防隊員に腕章、ヘルメット、旗等が配布され、同30分にベル鳴動とほぼ同時に火災発生の一斉放送がされた。これに伴い居住者は避難開始。各自自分の番館エントランス前に集合、自衛消防隊員が避難者数集計後、管理棟前にある滝前広場に移動、各番館ごとに9時50分には整列完了。総勢約160名の参加。
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滝に向かって噴射 |
管理組合理事長、消防出張所長の挨拶に続き、消化器噴射訓練に入る。消火器についての説明後、滝に向かって噴射訓練が次々と交代で行われる。一巡すると次が119番通報訓練。火事や負傷者発見での119番通報を参加者に呼び掛けるが、大勢の前でということで最初はなかなか出てこない。勇気を出して一人出てきた。なかなか芝居っけある人で、大慌ての状況で電話、対応する消防所長の問合せにも、臨場感があふれる対応。参加者の拍手喝采。数人の模擬訓練後、煙体験に。
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119番通報訓練 |
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管理棟内の集会室を煙を充満にし、50cm先も見えず、手探りで行かざるを得ない状況のなかで障害物の机を避けながら出口に、という設定。煙の怖さや注意事項の説明後、全員が順番に体験していた。煙感知機が作動し警報ベルが鳴ってしまうハプニングもあった。階段が煙突の役割となるため、上層階の住民は、どう避難したら、といった質問も出ていた。
当西の街には緊急給水用タンク250トン(有効240トン)が設置されている。平常時はここから各棟、各世帯にポンプで送られている。しかし、発災時停電となるとポンプ作動できず、給水はストップ。各世帯は飲料用に限って、ここで取水ができる。タンクがここにあること、停電時の取扱いを住民に認識してもらうことが今回集まってもらった目的、と自治会は説明。またトイレ用などの生活用水は、当西の街内にあるセントラルフィットネス・クラブのプール水を提供してもらう契約となっている、と付け加えていた。 |