学年ごとに与えられた題材は小学1・2年生は「もち」、3年生は「白いはと」、4年生「元気な子」、5年生「希望の春」、6年生「創造する」で、緑園地区で教室を開いている8名の書道の先生による指導を受けながら、自分が納得がいくまで書き直しをしていた。 なお、中学生は題材は自由で、自宅で書いたものを会場に持ち込んでいた。 それら作品は、会場となった同センターの多目的ホールの壁にずらりを貼られ、8名の審査員により選考会が催され、金賞、銀賞、銅賞、特別賞が決定された。 翌11日(日)には午前中から同会場で、全作品の展示会が催され、午後からは選考委員の先生はじめ、主催者側のメンバーにより、大勢の住民参集の中、表彰式が行われ、作品出品者全員に賞状と記念品が授与された。 審査委員長の森田東敬先生は「どの作品も素晴らしい出来栄え。大胆に、元気に、書かれていることに感心した。線質に優れたものが多かった。幼小期に表彰されることは、一生忘れないもの。この思いを忘れずに、日本文化である書道をこれからも続けてほしい。」、また他の審査員の先生たちからも一言づつ子どもたちへの励ましの言葉が語られていた。 この大会は、緑園連合自治会、緑園都市コミュニティ協会、書初め大会実行委員会が今年初めて開催したもの。このすばらしい作品をこの日で終わらせず、今年は緑園連合自治会新年会会場での展示のほか、緑園都市駅ギャラリー活用も考えたい。さらに来年以降も継続していきたい、と事務局は話していた。 |
多目的ホールの壁にずらりと貼られた書初め作品 | 最優秀賞受賞 |