わが街の歴史を振り返ろう!
文化活動委主催で歴史講座と史跡探訪

探訪前に緑園クラブハウス前で
 「緑園周辺の近代史と史跡を訪ねて」の催しが3月8日(土)、50名近くの住民が参加して行われた。泉区歴史の会の翠川宣子さんの講義に続き、実際に個々の史跡の現場で説明を聞いたり、写真を撮ったりしていた。

 RCA文化活動委員会では、RCA20周年を機会に「わが街を振り返ろう!」として企画したもの。冒頭、緑園クラブハウスで行われた歴史講座では、縄文時代は緑園は海であったことや相模と武蔵の国境が緑園北際であったこと、横浜開港以降製糸産業や百合根栽培など周辺の産業の推移、明治時代には鎌倉郡であったが、昭和14年に横浜市戸塚区中川地区となったことから、平成の時代にいたるまで細かく説明をしていた。

 史跡探訪では、相武国境の道の碑、須郷台公園、山王神社、緑園西小農園、製糸場跡、日本火工跡、神明社、観音禅寺、中丸家長屋門、五霊社を回り、緑園に戻ってきた。個々の史跡では、翠川さんからの説明に、こんな近くに、こんなものが、こんな歴史があったのかと、思い思いに感心しながら、春らしい気候の中、午前中一杯をかけて歩き回り、健康を兼ねた勉強会であった。

挨拶する松浦理事長 周辺の歴史を語る翠川さん 1933年当時の神中鉄道 処分場上空から見る緑園
出発前に
緑園クラブハウス前で
探索スタート 相武国境道の碑を説明する北村さん 須郷台公園で
緑園西小の農園 神明社 観音禅寺 観音禅寺から次に向かう
中丸家裏庭 明治期の
キリスト教徒の墓も
中丸家の現当主 五霊社への階段 五霊社
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