パソネット泉RCAトピックス |新橋地域ケアプラザ

介護者の集い
往診と訪問診療の違い
新橋地域ケアプラザで

 家族を介護する上での悩み、不安を話したり、楽になる介護の方法などの情報交換の場として、新橋地域ケアプラザでは、 「介護者の集い」を原則毎月1回開いており、今日10月27日(火)がその日、ということで参加してみた。
 往診
 急な体調の悪化で要望により、医師が居宅に出向き
 診療する。
 訪問診療
 あらかじめ訪問日時を決め、医師が居宅に出向き
 一月に2回訪問、臨時往診も行う。計画的な在宅診療

 今日のテーマは、「訪問診療」ということで、医療社団法人ふたば "やよい台内科・皮フ科 " の竹内一真事務長が説明に来てくれていた。訪問診療とは、「外来受診が困難な人に、医師が居宅へ訪問するシステム」。では、往診と、どう違うの?と参加者の疑問に、説明が続く。

 体調の急変の時だけ診ても、往診では医師は十分な判断ができない場合がある。一方、訪問診療では、定期的に診療しているので、患者の状態がわかっているので、急変時でも的確な、素早い対応ができる、という。
 事務長の話を真剣に聞く  
 事務長の話を真剣に聞く  

 また、訪問診療は、医療保険、介護保険も適用される。保険1割負担で、1カ月¥6,450からで、月2回の訪問診療が受けられる(検査・処置・注射・薬などは別途)。加齢に伴う様々な障害、脳卒中、悪性腫瘍、神経難病で通院が困難な人が対象で、現時点では安定している人も、安定した療養生活を維持するためにも、推奨します、としていた。

 やよい台内科・皮フ科 の訪問診療では、外科的処置も含めた診療、治療、薬の処方なども行っており、緊急時には、24時間、365日対応、必要に応じ臨時往診も行っており、入院や検査が必要な場合には、連携病院を紹介している、としていた。同院から半径16KM以内の地域(泉区、瀬谷区、戸塚区)を訪問対象としているそうだ。

 事務長の説明後、参加者の話し合いでは、「年とともに体調は徐々に変化していくため、定期健診が必要だ」、「主治医を持つべき」、「緊急時には訪問診療でも、ケアマネ経由しての連絡の方が、対応が適切で、早い」などが出ていた。