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 緑園キズーナ委員会  最後の総会
これからは、各自治会で 緑園連合自治会がバックアップ
災害時要援護者の取組み委員会は3年間で幕に

 
 緑園要援護者支援推進委員会、略称「緑園キズーナ」の平成27度総会が、5月16日(土)緑園地域交流センターで開催された。当委員会の活動開始後3年が経過し、設立時に定めた目的を概ね達成したとの判断から、今日の総会を以って当委員会としての活動を終了することとなった。今後は各自治会毎に、当活動は継続していく。しかし、単独自治会では対処が難しいものについては、緑園連合自治会にゆだねることとなった。

 今日は最終回ではあるが、例年通り、昨年度の各自治会での取組み状況、課題、キズーナとしての決算報告が行われた。また各自治会での計画・課題などについても発表され、各自治会が情報の共有化が行われていた。

 平成26年度の活動内容では、各自治会ごとに、要援護者のリストアップがされ、地域支援者が要援護者に対し複数名特定されていることを目指し、活動を推進。2か月ごとの全体会議を開催するとともに、キズーナ腕章の作成、ふれあい祭りでの出店を実施し、地域における認知度向上を図った。特に、自治会によるが、安否確認訓練、マニュアル作成などを行い活動の向上を図った。
 

 今期の計画として、課題として取上げられた主なものは、@「情報共有方式」を取り組むことで、要援護者の把握は大幅に増加するが、それに対する支援者増の可能性、自治会内の納得などの困難さ、A班長に対し、要援護者の取組みに対する役割の負荷の必要性と可能性、B安否確認とできる範囲の避難誘導としているが、防災組織との連携の必要性、C要援護者・支援者の顔合わせ、コミュニケーション、広報のやり方などが出ていた。

 今後、連合自治会として、災害時要援護者の取り組むに関する情報交換として、年2回程度の会合を持ちたい、としていた。