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第3回 in 緑園都市
LEGO マインドストームを使った ロボット製作体験

プロジェクター画面を見せながらの説明
プロジェクター画面を見せながらの説明
ロボット組み立てとプログラミング
ロボット組み立てとプログラミング

 小中学生対象のLEGO マインドストームを使った第3回「ロボット製作体験教室」が、10月26日(日)緑園地域交流センターで開催された。完成したロボットで、積み上げられたレゴを場外に押し出す競技に全員真剣に取り組んでいた。

 冒頭、レゴを使ったロボットの組み立て、ロボットに記憶させるソフトを選択の上、パソコンからインストールする手順を、横浜国大の川原田康文准教授のプロジェクターを使った説明に、子どもたちは食い入るように見つめていた。

 今年6,7月に行われた内容とは異なり、今回はロボット製作に必要な機構、動かすために必要なプログラミングの両方をバランスよく理解・習得する。特に走行時、鍵となる車輪のギアの仕組みを勉強。横浜国大の学生たち、フェリス女学院大学の内田先生などのサポートを受けながら、子どもたちは二人一組になり作業に取り掛かった。先生やサポーターの指導を待ち切れずに先に先にステップを進める子どもたちの姿を見ると、将来の科学分野の発展が期待される思いであった。

レゴを何個押し出せるかな?
レゴを何個押し出せるかな?

 最後に、完成したロボットで、床に広げられたシートの上に積み上げられたレゴを1分間にいくつ場外に押し出せるかの競技を行った。ロボットの動きが鈍いチームは0個、最も多いチームは特別参加の横浜国大学生よりも多い、179個という成果もあげていた。

 この教室は、自在に組立てることができるLEGOブロックを、想像力・創造力を刺激しながら組立て、コンピューターを使って動作プログラムをインストールし、その指令どおりに動かすことで達成感を得るとともに、好奇心を湧きたたせ、無限のアイデアを引出させることを狙っている。