パパと一緒に、また友達同士で参加

　ロボット製作に興味を持つ小中学生たちが、２月２１日（土）フェリス女学院大学教室で、LEGOマインドストームを使用しながらのロボット製作に真剣に取り組んでいた。このロボットは自律型でハード、ソフト、エレクトロニクス面を複雑に絡み合わせ作り上げるもので、ＮＰＯ法人ヨコハマＲｏｂot Ｓｃｉｅｎｃｅ設立を記念し、２月２８日（土）に開催されるヨコハマＪｒ．ロボコン大会に向かっての製作体験講習会。

	テストコースで、繰り返しチェック

　集まった小中学生は、友達と、パパ付き添いで、また中には１人で、緑園地域だけでなく、横浜市内各所から参加していた。また大会参加予定ではなく、この機会に経験を踏もうという児童もいた。横浜国大の川原田准教授の指導と、同大学の学生たちのサポートを受けながら、ロボットの組立て、ロボットに記憶させるソフトを選択の上、パソコンからインストールし、教壇に据えられた試験コースでテスト走行を繰り返していた。直線だけでなく、曲線や回転のコースは、来週の大会で実施されるコースと同等のもの。このコースから脱線するもの、途中で停止してしまうものなど、そのたびに自席に戻り調整を繰り返していた。

　今回の講習会は、ＮＰＯ法人「ヨコハマＲｏｂot Science」が、緑園都市コミュニティ協会の協力で主催したもので、参加者たちは真剣の中にもものづくりの楽しさを満喫していたようだ。