WRO (World Robot Olympiad)に 挑戦 |
ロボット製作を遊びながら学ぼう! |
子どもたちの創造性と問題解決力の育成に |
最終日の今日(7月17日)は、小学生と中学生を2教室に分け、各自また友達と意見を交わしながら、LEGO Mindstormsを使って組立てたロボットに色々な走行動作をパソコンで入力、それを指定経路どおりに走行するか、何度も繰り返し確認していた。 小学生のグループでは、ハンドル、モーター、タイヤ間のギヤの働きの確認、まっすぐ・曲がる車を作るときの注意点、4駆車の組立てに当ってのいろいろな部品確認、光センサーを使っての色の識別、それらをソフトウェアーでプログラミングなどかなり高度な作業を確認しながらロボットを完成させ、テストコースで走行させ、修正を繰り返していた。
隣の教室では中学生たちが、さらに高度なロボットを組み立てていた。ロボットの形状やプログラムの内容は、独自のもので一種の企業秘密といったものも。中には11月に開催される世界大会の日本代表に向けて、まずは横浜地区大会予選会(8月21日)に参加予定の子どもたちもいることから、真剣さが感じられた。競技内容は、スタートエリアを出発したロボットが、自動開閉ゲートを通過し、トラップを落とし、お宝をゴールエリアに運ぶとことなっているが、競技会当日、内容の変更(サプライズルール)が発表されることとなっていることから、モデルのテストコースで試行を繰り返していた。 なお、8月7日(土)にはフェリス女学院大学緑園キャンパスで、WRO2010横浜地区大会の直前試走会が開催されることとなっている。 RCAでは、子どもたちの科学技術への興味関心の向上と創造性や問題解決力の育成を目指し、フェリス女学院大学、横浜国立大学の協力を得て、こういった活動を続けており、昨年度、緑園の小学生が韓国で行われた世界大会に日本代表として参加した。 |