フェリスマナーキャンペーン実施

   
 フェリス女学院大学では、緑園都市駅から大学までの通学路(歩道)の内、特に郵便局前の狭い歩道での対面通行をスムーズにさせるため、地域住民と通勤・通学時間帯が重なる朝の登校時間帯重点置き、駅を出た学生達を交番横の横断歩道反対側の歩道に誘導しています。

 
大学では、この運動を「AFTER YOU~挨拶と歩行マナーキャンペーン~ 」と名付け、後期の授業が始まった9月18日(金)からシルバーウイークを除く29日(火)まで5日間実施。最も学生が集中する第一限の授業が始まる登校時間に合わせて、8時20分からの1時間を20名の学生・職員が各要所に立ち学生を誘導していました。

 
予定した第一日目が台風余波の影響を受け急遽中止となったため、24日が初日となった。この日、キャンペーンに参加協力した学生達は、駅に下車した学生に対し「フェリスの学生は横断歩道をお渡り下さい!」など大きな声を掛けたり、駅に向かう住民に対し「おはようございます!」と挨拶をしていると通りがかりの住民からは「何をしているの?」「頑張って!」と相変わらず温かい言葉を掛けられていました。
 


 なお、大学では、登校時だけではなく下校する学生に向けても大学の正門キャンペーンの呼びかけを行なっている他、混み合う朝の時間帯には、郵便局前に警備員を配置し、安全確保に努めています。このキャンペーンには、大学の学友会、大学祭実行委員、ボランティアセンターなど学生と職員が一体となって取り組んでいるもので、緑園都市コミュニティ協会(RCA)も地域のまちづくり活動の一環として支援・協力をしています。

 緑園地域としては、住宅地ができて以来、住民、大学、諸施設の利用者などの増加により、この駅前通りの郵便局前からが歩道幅が狭く通りにくい状態になっている。特に通学・通勤時間帯には、歩行環境が益々悪くなる状況を危惧して、緑園連合自治会、RCA、フェリス女学院大学の三者が対策会議を開催、その結果、郵便局から緑園都市駅入口信号(フェリス交差点)までの両側歩道の整備を近く横浜市に要望することになりました。