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卒業する6年生一人ひとりの入場を、同校教職員初め、卒業生の保護者、同校5年生、来賓者たちが迎える。保護者の席は卒業生の数より、よほど多い。パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、児童の成長した姿を見たい気持ちの表れだろう。 国歌、市歌の斉唱に始まり、卒業生が順番に壇上に上がり、校長から直接一人ひとりに卒業証書が授与された。校長の贈る言葉、教育委員会代表の挨拶、PTA会長からお祝いと激励の言葉が続いた。卒業生からは、想い出と決意の言葉、5年生との引き継ぎの言葉。5年生からは、しっかりと受け継ぐ言葉が発せられた。効果斉唱で閉会となった。 校長の話。「皆さんはこの6年間で、いろいろなことが、ぎっしりと積み込まれ、立派に成長してきました。そして伝統をく引き継ぎ、作ってきました。卒業後には、夢に向かって、あきらめないで、どんな時でもやりきってほしい。あなた方は一人ではない。みんながあなたたちを応援しています。」などと語っていた。 与えられた資料の学事報告欄に、当校の教育目標として「笑顔いっぱい、やる気いっぱい、地域の育つ緑園の子」とあり、さらに、知・徳・体・公・開とあり、例えば「公」には「学校や地域に親しみ、まちの一員として積極的にかかわる子を育てます。」、また「開」には「様々な人とのコミュニケーションを通じて、広い視野をもち、世界とつながろうとする子を育てます。」とある。地域の祭りなどのイベントには必ず参加するとか、1年生の段階から外国語や国際理解担当の外国籍の先生が配属され、またオーストラリアの姉妹校オーストラリア・ムーニーポンズ西小学校との国際交流事業などからも窺える。 |