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3月の後半に入り、さすがに気温は上がってきたが、雨も降りそうな雲の影響か、まだまだ若干の寒さを感じる3月20日(金)、緑園東小学校の平成26年度(第25回)卒業証書授与式が、同校体育館で催された。
卒業する6年生一人ひとりの入場を、同校教職員初め、来賓者、卒業生の保護者、同校5年生たちが拍手で迎える。保護者の席は卒業生の数より、よほど多い。パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、児童の成長した姿を見たい気持ちの表れだろう。 卒業生を見ていると、大きい児童は教職員よりも背の高い子が見える。一方小さい児童は大きい児童の肩にも達しないほど体格の差がある。しかし、みな堂々と、しっかりした足取りで、供えられた席に向かって行進する。 開会の言葉、国歌・横浜市歌の斉唱に続き、学事報告については、与えられた資料を見てほしいとのこと。卒業生の年度の教育目標欄を見ると「様々な人とのコミュニケーションを通じて、広い視野を持ち、世界とつながろうとする子を育てます。」とある。1年生の欄から、外国語、国際理解担当の教職員が配置されており、先日のオーストラリアの姉妹校との国際交流事業からも窺える。 卒業証書の授与が始まる。一人一人が順番に壇上に上がり、卒業生90名が全員、直接副島校長からお祝いと激励の一言を貰い証書を受け取る。両腕で、しっかり受け取る姿は、いかにも緊張した様子。席に戻るまでの歩く姿も、きちっとしていた。 校長の話。特に今年度が25周年ということで、卒業生となる6年生は、創立25周年記念歌など、いろいろな役割を担って実行。伝統を作り、足跡を残し、立派に成長してきた。卒業後には、①培ってきた経験と知識で、夢に向かって、あきらめないで努力をしてほしい、②あなた方は、一人ではない。両親、兄弟姉妹、友達、地域の人たち、先生たちみんなが、あなたたちを応援しています、などと語っていた。 PTAの挨拶、祝電も含めお祝いの言葉に続き、門出の言葉では卒業生全員が一言発声と合唱。5年生もお礼とお別れの言葉を。6年生、5年生が一斉に「さようなら」を唱和すると、卒業生だけでなく、担任の先生たちも、こらえきれず涙をふく姿も。そして校歌斉唱で閉式となった。卒業生一人一人、全員からの拍手を受けながら胸を張って、前途に夢と希望と決意を持って巣立ちの一歩を踏み出していった。 |
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