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7時45分に、緑園東小学校から保護者、地域関係者あてにメールが入った。「只今より地域・学校合同防災訓練を始めます。各地区でいっとき避難所に集合、各地区のリーダーの指示に従い、地域の方々と一緒に学校に向かってください。」
今回の訓練内容は、児童は各自治会町内会指定の「いっとき避難場所」に集合後、自治会等役員の誘導で保護者達と一緒に学校へ。拠点では、消防署と消防団の指導で防災減災を表す言葉の掛け声とともに体を動かす減災体操を。また担架搬送体験では、児童と一般参加者の2名ずつ4名でリレー形式で担架づ口と担架による搬送訓練が行われた。 運営委員を中心とした訓練では、情報班として区役所とのデジタル移動無線による連絡体験、拠点本部と各自治会町内会とのトランシーバーを使っての情報連絡のほか、災害時利用の発信専用の公衆電話の点検が行われていた。
庶務班では、参加者受付・受入れ、要援護者受入れが、食料班では炊飯器による炊き出しでカレーライスを作り、訓練終了後に参加者に振舞われていた。 アマチュア無線協力会のメンバーは大勢来ており、通信訓練も行われていた。またその中に防災ライセンスリーダー指導員もおり、各訓練での困りごとの相談や指導に当たっていた。 参加者は、小学生375名、一般参加者273名、運営委員・小学校・行政・消防署・アマチュア無線・消防団・その他88名、合計737名。 昼食後には、備蓄後に備えられている物資の点検と反省会が行われ、訓練前には、使用する資機材の点検・試運転などするよう指摘されていた。当拠点の運営委員も、年度替わりで変更があり、当訓練が初の体験という人も多く、今後の課題となっていた。
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