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午前8時、当運営委員会幹部は東証学校正門前に集まり、訓練スタートに当り、必要となる備品の取り揃えと当拠点と区域自治会町内会とのトランシーバーによる情報連絡を開始していた。 8時30分には、運営委員が集まり拠点開設に向け各種準備に入った。体育館をはじめとする箇所の安全確認のほか、各自治会町内会からの避難者(訓練参加者)の到着に備え受付、避難場所の設営、区災害対策本部への連絡のためのデジタル移動無線機による通話訓練、拠点内相互連絡用小型トランシーバー使用確認、昨年設置された避難者安否確認用公衆電話の使用確認、今回参加者が実施する各種訓練の準備が一斉に行われた。
9時30分、開会式での当運営委員長、緑園東小校長、消防出張所長、区役所担当課長の挨拶に続き、緑園女性消防団員によるJKG(自助共助減災)体操の模範演技が行われ、その後参加者も一緒に皆体を動かしていた。この体操は、昨年11月に行われた第20回全国女性消防団員活性化「ちば大会」で発表、その様子が動画で紹介されている。また1月11日に行われた横浜消防出初式でも、メインステージで披露された。 10時から、消防署、消防団指導による救急救護訓練と当運営委員指導による避難場所づくりん位分かれ、全員が交互に体験・訓練が行われた。救急救護では、救出、応急処理、車いすによる搬出といった流れが行われていた。 避難場所づくりでは、一人当たり2㎡のスペースを10人分作り、そこに座ったり、寝転んだり、隣り合わせの人と顔を合わせたりなど、そういった場所での感覚を味わっていた。一方、ダンボール箱を活用しプラバシーの面を考慮した一例も披露されていた。 11時以降、炊出しによるカレーライスが振舞われ、解散、片付けとなった。 |
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